ラテはエスプレッソで出来ている

コーヒーやエスプレッソにまつわるブログ

フレアエスプレッソ用のスケールは「Black Mirror nano」をおすすめしたい

こんにちは。ぼっちバリスタです。

僕は自宅で美味しいエスプレッソが飲めるFlair Espresso(フレアエスプレッソ)のFlair Pro2を愛用しています。安定とは程遠いけどシンプルで使いやすくて気に入っています。

ただ、悩みもありました。それは「普通のキッチンスケールが使えない問題」です。詳しくは後で書きますが小さいスケールじゃないと使えないのです。あ、スケールとは重さをはかる計量計のことです。

・・・

フレアエスプレッソのスケールは紆余曲折あったのですが、最終的に「いい感じ」と思えるスケールに出会えたので紹介します。

それは中国のコーヒー器具ブランドであるTIMEMORE(タイムモア)のBlack Mirror nano(ブラックミラーナノ)です。

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TIMEMORE(タイムモア) Black Mirror nano

まだ届いたばかりではありますが、少し使っただけでも「いい感じ」でしたよ。

フレアエスプレッソ用のスケールでずっと悩んでいた話

Black Mirror nanoのレビューの前に、僕がフレアエスプレッソのスケールについて悩んでいた話を書かせてください。

エスプレッソの調整ではスケールが必須

この話の前提として「美味しいエスプレッソを追求したい人向け」です。別に細かいことを気にしない人はスケールなんて必要無いよ!

エスプレッソについて詳しくない人のために説明すると、エスプレッソ抽出では「抽出時間」と「抽出量」が大事。いや、ドリップコーヒーでも大事なのですがエスプレッソは粉が多く抽出量は少ないので1g変更しただけで味が大きく変化します。

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なので「同じ味を再現したい」とか「今回の失敗はなんだろう?」となった場合、抽出時間や抽出量を数値化して"調整"することが大事なのです。(ここではグラインダーについては言及しません)

抽出時間はスマホのタイマーアプリで出来ますが、抽出量はスケールが無いと厳しいです。ガラスの容器にメモリがあるショットグラスやビーカーを使うのも手。

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目盛り付きショットグラス

メモリ付きグラスでも良いのですがフレアエスプレッソを使うならスケールがあったほうが百倍は楽しいのです。

フレアエスプレッソで使えるスケールは限られている

普通のエスプレッソマシンと違い、フレアエスプレッソはレバータイプ。僕の使っているFlair Pro2は土台が丸く、この枠に収まるサイズのキッチンスケールしか置くことが出来ないのです。

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意外とスケールを置く場所が無い

これ、フレアエスプレッソユーザーさんの悩みなんじゃないかなぁって。

フレアエスプレッソのスケールは横幅100mmが限界

フレアエスプレッソのスケールでは、横幅は100mmが限界だと思います。

実際にサイズを調べてみました。

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一番横幅が取れる場所でも120mmです
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奥側と手前側、それぞれ100mm幅があるのはこの辺

フレアエスプレッソ用のスケールを買うならマージンをみても横幅100mmあたりのスケールを選ぶことをおすすめです。

Black Mirror nanoがジャストフィットだった

「横幅100mm」というワードが出ましたね?

これを見てください。

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Black Mirror nanoのサイズ

TIMEMORE のBlack Mirror nanoの横幅は、100mmです!!!

もうね、フレアエスプレッソのために作られたんじゃないかなって()

もうこれだけで買う価値がありますわね。奥様!

今まではAcaia Lunarだった

フレアエスプレッソユーザーならご存知な方も多いかもしれませんが、今までのフレアエスプレッソのお供となるスケールはAcaia Lunar一択でした。

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Acaia Lunar (税込み¥34,100)

参考までに、Acaia Lunerは幅105mm 長さ105mm 高さ15mmです。

デザインも最高だしスケールとしての精度も最高、防水機能も最高です。でも値段がものすごい。

数グラム違うと殺されてしまう世界に住んでいたら息を吸うようにポチっていたと思うけど、自宅で自己満足で楽しむには僕にはオーバースペック。ということで買うのを躊躇していたのです。僕と同じひと、割といるのではないかな。

金額はAcaiaの三分の一!!安い!

なんとAcaia Lunar一台でBlack Mirror nano3台買えちゃいます。

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Black Mirror nano(税込み¥11,980)

これからはBlack Mirror nano一択ですね。もちろんお金余ってて性能を求めたいならAcaiaですが、お金を守りながらもちゃんとしたスケール買うならBlack Mirror nanoが良いと思います。

TIMEMORE Black Mirror nanoを使ってみた

ということで商品が届きました。

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TIMEMORE Black Mirror nano

やったぜ。日本では売り切れだったのでアリエクスプレスで購入。8000円くらいでした。ドキュメントが日本語ではないのと発送まで時間がかかってしまう点がデメリットかな。長く待てる人はアリエクもいいぞ。

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開梱するとこんな感じ
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バッテリはタイプCで充電式。箱を開けたらすぐに使える
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ラバーマットも付属している
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これはいいものだ・・・

流石に日本で買うと一万円するだけはあって、デザインもカッコいいし反応もいい感じ。起動も早いです。

いても立ってもいられず、早速エスプレッソ抽出してみます。

Black Mirror nanoをフレアエスプレッソで使ってみた

フレアエスプレッソにはまるのか。サイズ的には行けるはずだけど、本当に使うことができるか心配でした。

結果は・・・

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シンデレラフィット!

バッチリバチバチにフィットしてます。やったぜ。

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上から見た図
奥行きは若干足りないかも

横幅についてはバッチリだったのですが、欲を言えばもう少し奥まで置けたら最高でした。

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フレアエスプレッソのポルタフィルターギリギリ

これ、Black Mirror nanoの置くギリギリにカフェボウルを置いて、なんとかポルタフィルターにギリギリ届いているんです。水面張力で奥に流れたらこぼれてしまうかも?不安な人はフレアエスプレッソのスパウトを使うと良いと思います。

Black Mirror nanoのエスプレッソモードが優秀過ぎる!!

Black Mirror nanoはいわゆる「スマートスケール」と呼ばれるものです。ただの重さをはかるだけじゃないんです。

その一つが、エスプレッソ・モードです。

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Black Mirror nanoのエスプレッソモード

一言でいうと「エスプレッソを快適に数値化できるモード」です。

使い方としてはこんな感じになります。

  1. Black Mirror nanoの電源投入
  2. エスプレッソモードで起動する事を確認
  3. カップをセット→スケールが検知して0gにセットされる
  4. エスプレッソをカップに抽出→0gから計測開始、と同時にタイマー起動
  5. エスプレッソ抽出終了→タイマーが検知して停止。抽出量と抽出時間が表示される

え・・・便利すぎないか?

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抽出完了後の表示。左が抽出時間、右が抽出量

今までスマホでタイマー掛けつつスケール図ったりして大変だったのが、これひとつで解決する。

僕は抽出量だけ見れれば十分だったのですがタイマー計測機能を一度体験したら便利すぎてやばい。1万円は高いけど、価値があるものだと強く感じました。

あ、エスプレッソ以外にもハンドドリップでも使えるモードもあるみたいです。試していないですがドリップコーヒーも使えるのはありがたいです。

リセットボタンは押しづらい

Black Mirror nanoは当然重量のリセットボタンがあります。

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側面にある小さなボタン。タッチ式なので力はいらない

静電式でタッチすれば「ピッ」とすぐ反応してリセットしてくれるのですが、フレアエスプレッソ Pro2に設置するとこのボタンが押しづらい!!

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指をいれる隙間がない・・・

基本的にリセットボタンを使うことは無いのですが、いざリセットしようとスルト指が入らないのでリセットできなくてちょっと不便だと感じました。これはしゃあなし。

ダブルショットはきついかも

スプリットスパウトで二杯分をダブルショットで抽出するパターンも試してみました。

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カフェボウルと小さいビーカーに抽出

写真の通りきついです。

ビーカー2つにすれば解決するかもですが、カフェボウルとビーカーだと本当にギリギリアウトって感じかな。

でもフレアエスプレッソでは最高でも58mlしか抽出出来ないのでダブルショットのときはスケールは使わない気もしている。

まとめ

TIMEMOREのBlack Mirror nanoを購入してフレアエスプレッソで使ってみた結果、最高だった話でした。

そもそもフレアエスプレッソで使えるスケールってだけでもありがたいのに、スマート機能でエスプレッソモードが使えたり、デザインがかっこよかったりで最高でした。

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買ってよかったBlack Mirror nano

まだ少し使っただけですが、スケールの精度等もこれからチェックしてみようと思っています。

あとTIMEMOREはコーヒーグッズがたくさんあってしかもお値打ち価格なので他の商品もチェックしてみたいと思っています。

フレアエスプレッソを使っている方はぜひBlack Mirror nanoを試してみてはいかがでしょうか。

こんな感じ。