こんにちは。ぼっちバリスタです。
フレアエスプレッソを購入し、家でエスプレッソを飲むようになって、欲しいと思ったのは豆を挽くグラインダーでした。
本当に色々悩んだ結果、僕はエウレカ社のMignon Silenzio(ミニヨン シレンジオ)を選びました。
選んだ理由については以下記事で4000文字くらい使って紹介しています。
ほとんどの人がEUREKA社のMignon Specialita(ミニヨン・スペシャリタ)を購入している印象で、このSilenzioを購入している人は見たことがない。なので購入レビューというか紹介してみようと思います。
このマシンは日本では買えませんのでイタリアのECサイトから購入したのでしたのでそのことも書いてみます。
EUREKA Mignon Silenzioとは
エウレカはイタリアのコーヒーグライダーメーカー。今年はちょうど100周年アニバーサリーだそうです。
色々なグラインダーを出していますが、「Mignon(ミニヨン)シリーズ」というものがあり、機能は多少異なりますがグラインダーとしての能力は変わりません。
Mignon Silenzioはその中でもミドルモデルです。
一番の特徴は名前にあります。"Silenzio"は英語でいうと"Silence(サイレンス)"、つまり「静音性が高い」ということ。他のグラインダーよりも20dB(デシベル)程静かなんだそうです。
業務でも使われるグラインダーってうるさいと思うので、「静か」がどの程度なのかをチェックするぞ!
EUREKA Mignon Silenzioのスペック
EUREKA Mignon Silenzioのカタログスペックは以下。
- サイズ(高さ,幅,奥行き):350,120,180mm
- 重さ:5.6 kg
- 種類:フラットカッター(50mm)
- 遮音筐体
- 粉のダマや静電気除去(ACEシステム)
- 粒度調整:無段階
- モード:マニュアル・タイマー
- 高いメンテナンス性
- ポルタフィルター対応
ということで、そろそろ開封の儀に行きましょう。
エウレカ ミニヨン・シレンジオが届いた
イタリアからグラインダーが届いたぞ!!
やったぜ!
購入はEspresso Coffee Shop。金額は?
購入したのはエスプレッソ業界(?)では定番であるEspresso Coffee ShopというイタリアのECサイト。
送料込みで€294(約38,000円)でした。内訳はこんな感じ。
- 本体 €249(€50割引があった)
- 送料 € 45
更に日本の税関通過後に消費税が課税されるので2000円支払ってお釣りが来たので、、おおよそ4万円。
商品注文から到着までわずか3日で届いた
僕は6月30日 0:57に注文し、同日11:11にはショップから発送。その日の夕方にはイタリアのVicenzaを出発し、二日後には自宅に届きました。
・・つまり注文からたったの3日で自宅に届きました。楽天で注文しても下手したら一週間とかかかるので楽天以上ですわ。
正直「イタリア人って適当らしいから一ヶ月後に届く覚悟を持とう」とか思っていたので嬉しい誤算。偏見持ってしまい本当ごめん。イタリア人は勤勉!ありがとう!!!
エウレカ「Mignon Silenzio」開封の儀
イタリアの方角へ万歳三唱したら、開梱していきましょう。そういえば最近開封の儀って言葉聞かない気がする。
もしや?と思ったのですが、エウレカ「Mignon Silenzio」の箱がそのまま送られてきました。日本だと製品の箱の外箱としてダンボールがあったりするので箱を無傷で入手するのは無理です。
ダンボールを開梱するとマニュアルと本体と豆を保管するホッパー、あとオプションパーツが入っています。装飾的な要素はなくて非常にシンプル。
箱から出してみると見た目以上に重い。カタログスペックで5.6kgあるだけはある。成人男性の僕だと片手で持つのは少し不安になる位には重い。
ホッパーを取り付けましょう。ホッパーを本体に気持ち動かしながら差し込みます。本当ならホッパーと本体を付属のネジで固定するべきなのですが、全く外れそうにないのと、メンテナンス性を優先したかったのでネジ止めはしませんでした。
これでコンセント入れればもう動いちゃいます。
どうでも良いのですがこの銀色のメッキパーツ、鏡レベルに反射するので撮影した写真に自分が映り込みすぎて沢山ボツ写真が生まれました。
せっかくなので細部を見ていきましょう。
コンセントは3ピンタイプ。家にあるアダプタを使って日本のコンセントでも使えるようにしました。
粒度調節も見てみましょう。
粒度調節は無段階なので自由にいじれます。時計回りに締めると粒度が細かくなり、反時計回りに緩めていくと粒度が荒くなります。が、この調整ダイアルはいくらでも回るので調整が難しいです。自由度が高い分、特に最初はベストな粒度を見つける為にテストは必須ですね。
製品名とロゴは背面にあります。
エウレカのロゴとMignonのロゴがかっこ良い!
このEUREKAのロゴ、好き。フルール・ド・リスが使われているロゴってかっこよくて好き。
ポルタフィルター用のアタッチメントも付属します。僕はフレアエスプレッソを使っているので取り付けしないでしまいましたが、通常ならコレを正面に取り付けます。
きになったのは、正面の製品名部分。よく見なくてもひと目で分かるのですが、透明シールです。
ガンプラとかで使われてそうなシールで結構がっかりしました。特に黒いパーツの上に張っているせいでシール部分が白くなっており、ちょっとかっこ悪い。
紙のマニュアルも付属しています。Silenzio専用ではなくMignonシリーズ共通のマニュアルでした。
では早速使ってみましょう!
エウレカ「Mignon Silenzio」では最初に粒度調整を行う
使ってみよう!と言いつつ、このグラインダー無段階調整でかつ調整できるレンジが非常に広いので「エスプレッソ用の丁度いい粒度」を見つけるのはちょっと大変です。
ここでは「エスプレッソの粉の粒度がある程度わかっている人向け」と「初めてグラインダーを買った人」向けにそれぞれ記事を書く予定です。
目標の粒度がある程度わかっている人向け
もしすでにグライダーを持っていて、かつエスプレッソマシンも持っていて「美味しく抽出できる粒度」の目安がある程度あるのであれば、その目安の粉に合わせて調整すれば良いので簡単です。
僕はボダム ビストロというグラインダーの「極細挽き」と書かれている一番細かい粒度でギリギリフレアエスプレッソで抽出出来ていたので、その粒度に合わせて豆を挽きまくりました。
見た目だけだと粒度が細かくなると判別出来ないのでなるべく指の腹で触って感触を覚えるとよいかも?
### 目標の粒度が全くわからない人
グラインダー自体が使い始めたばかりで目標の粒度がわからないのであれば、「1. コーヒーショップに行ってエスプレッソ用に数量豆を買って挽いてもらい、それの粒度を参考にする」「2. 粒度を粗目から徐々に細かくしてエスプレッソマシンで抽出を繰り返す」のどちらかでいけます。前者の方がストレスはないと思いますが余力や熱意があるなら後者のほうが得るものは大きいです。
たまに電源を入れても動かないことがあった
これは最初の調整の時だけでしたが、粒度が細かすぎるとグラインダー自体が動かなくなってしまう事がありました。これは一度に大幅に粒度を変更(細かく)した時だけ起きたので僕と同じように「Mignonのグラインダーが動かなくなった」という場合には粒度を荒くすると動きました。こういった癖があるので特に最初は慣れる意味でも注意して操作しましょう。
高さ含めてかなりコンパクト
想像以上にEUREKA Mignon Silenzioはコンパクトです。
お店で使われているマシンと聞いていたので大きいことも覚悟しましたが想像より一回り小さかった。これなら家庭用でも安心して使えます。
エウレカ「Mignon Silenzio」でエスプレッソを抽出してみた
何度かテストを繰り返し、エスプレッソ抽出できるところまでこれました。
詳しくはまた改めてレビュー記事を書くつもりですが、エスプレッソ用のグラインダーだけあって粒度調整が細かくできるのが良い感じです!!
まとめ
簡単ですがエスプレッソ用のグラインダー、エウレカ「Mignon Silenzio」が届いたので紹介でした。
運が良かったのかイタリアから3日で来た時点で好印象だし、よくありがちな丸みを帯びたグラインダーとは一線を画する、というと大げさですが直線デザインがかっこよくて気に入っています。
具体的に使ってわかることもいくつか出てきたのでそれはしっかりレビュー記事として紹介するつもりです。
こんな感じ。