ラテはエスプレッソで出来ている

コーヒーやエスプレッソにまつわるブログ

【カフェレビュー】清澄白河の「 オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリー」へ行ってきた

こんにちは。ぼっちバリスタです。

外出する用事があったのでカフェの聖地?である清澄白河へ行ってきました。

Googleで "清澄白河 エスプレッソ" と調べたら出てきたのが「オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリー」です。

f:id:botti_bk:20210721002019j:plain

名前にエスプレッソとつくのであれば美味しいエスプレッソが飲めるに違いない!

暑い日で正直アイスカフェラテが飲みたかったのですが、1ヶ月前にフレアエスプレッソを購入してから「カフェでエスプレッソを飲むキャンペーン中」なので熱々のエスプレッソを楽しんできましたよ。

「オールプレス・エスプレッソって」どんなカフェなの?

オールプレス・エスプレッソ」はそもそもどのようなお店でしょうか?軽く紹介。

オールプレス・エスプレッソはニュージーランド発のコーヒーロスター(焙煎所)です。もともとはコーヒー豆を焙煎していたロースターさんがカフェも始めたってパターン。

f:id:botti_bk:20210721003504j:plain
ニュージーランドにはショップが沢山ありますね

ニュージーランドはエスプレッソ文化がある国

エスプレッソといえばイタリアかシアトルが有名ですが、実はニュージーランドもエスプレッソ文化がある国なんです。ニュージーランドではドリップコーヒーよりもエスプレッソのほうが飲む人が多いらしい。

ニュージーランド初のエスプレッソドリンクで有名なのが「フラットホワイト」と「ロングブラック」。ここでは詳細は書かないですがどちらもエスプレッソドリンクでは超有名。

そんなエスプレッソ戦国時代を生き抜き勝ち星を挙げているのがオールプレス・エスプレッソってワケです。(ここは妄想)

「 オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリー」ってどんなお店?

オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリーは文字通り焙煎所とカフェが合体したショップ。2014年に東京は清澄白河に出店。ネットで調べると2017年頃のレビューが沢山あり、今はブーム?も落ち着き、清澄白河の大御所カフェって感じでしょうか。

オールプレス エスプレッソは清澄白河駅からは徒歩9分の場所にあります。

f:id:botti_bk:20210721002719j:plain
清澄白河から徒歩9分

基本的にエスプレッソでドリンクを作っているようですが普通のドリップコーヒーもあり、フードやデザートもあります。

というわけで下調べはこの辺にして。本格的にNZのエスプレッソを飲むために行ってきました!

オールプレス エスプレッソに行ってきた

うだるような熱い午後。太陽がアスファルトを照らす中、清澄白河駅から日陰を選んで歩くこと5分ちょっと。

f:id:botti_bk:20210721151852j:plain
周囲には川もある

ぼちぼち額から汗が出てくるあたりでオールプレス エスプレッソに到着しました。静かな通りですが、人は二人並んでおり、外で数人がコーヒーを飲みつつ談笑している感じ。

入り口に並ぶとガラスの先に大きくて長い煙突の焙煎機や生豆の麻袋。天井が高いので非常に開放感あります。

f:id:botti_bk:20210721005116j:plain
オールプレスエスプレッソの店内

店員さんにエスプレッソを注文。「(え、こんな暑い日に?!)」って顔をされつつ、エスプレッソの豆を選びます。定番の豆も良いけれど、せっかくなので限定である「HANABI(ハナビ)」という豆でお願いしてみました。400円でした。

f:id:botti_bk:20210721010857j:plain
HANABI。レジの目立つところにフィーチャーされてた

このHANABI、店員さんによるとスパイシーで個性があるエスプレッソとのこと。ワクワク。

なお、今はコロナウィルスの関係で店内は利用禁止なのでイートインNGで外のベンチかテイクアウトのみだそう。ドリンク受け取りも外ということでお会計が終わったら一旦外に出て別の受け取り口に回ります。受け取り口は二人並んでいました。

f:id:botti_bk:20210721005347j:plain
受け取り口

少し待つとエスプレッソが。お水も一緒についてきました。ありがたい!

入り口の日陰のベンチが空いていたので座って一旦落ち着きます。

f:id:botti_bk:20210721005531j:plain
こんな暑い日に熱いエスプレッソを注文する僕(本音は冷たいラテが飲みたい・・・)

エスプレッソはこんな感じ。

f:id:botti_bk:20210721005644j:plain
オールエスプレッソのエスプレッソ

クレマたっぷりでトロットロ。早速飲んでみると、想像以上に熱い!

飲んですぐ感じるのはスパイシーな酸味。正直酸っぱいのは苦手なのでちょっときついなぁと感じつつそのまま味わうと、その酸味がスッと消えて後味は程よいエスプレッソの味が残って嫌な感じが無い。二口目を飲むと今度は酸味がそこまで強くなく感じ、エスプレッソの味の変化や複雑な味についてゆっくり考えながら楽しむことができた。やはり口の中にあるうちは酸味があるのに飲み込むと酸味が消える。不思議・・・

正直口に入れたときの酸味が強いと感じたので僕にはスパイシー系はあまり好きじゃないかも。でも後味は酸味が残らないので嫌な感じではなかった。さすがだ。

なお公式ページでこのHANABIの表現を見つけたので紹介します。

f:id:botti_bk:20210721010132j:plain
オールプレス エスプレッソのHANABI

最初に感じられるのは蜂花火を彷彿とさせる、シナモンや花椒のはじけるスパイシーさ。その後にはグアバやピーチのフルーティーなフレーバーが口の中に広がり、まさに牡丹花火のように色鮮やかな印象です。そして最後のキャラメルを感じる甘さは、フィナーレに相応しい錦冠菊花火のように長く続く余韻を残します。

蜂花火?錦冠菊花火?・・・想像力の豊かな人間になりたい・・・

そもそも花椒(ホアジャオと読むらしい)とかシナモンとか直接味わったことがないのでよくわかんないんですよね。コーヒーを楽しむためには色々な味を知らないといけないんだなぁ。

でで。

人がいなかったのでお店をのぞかせてもらった。

f:id:botti_bk:20210721011007j:plain
レジカウンター
f:id:botti_bk:20210721010742j:plainf:id:botti_bk:20210721010816j:plain
エスプレッソ豆が持ち帰れる
f:id:botti_bk:20210721010930j:plain
エスプレッソマシンはLA MARZOCCO
f:id:botti_bk:20210721011142j:plain
麻袋は100円でもらえるらしい
オールプレス・エスプレッソの豆をゲット

エスプレッソ用にプロが焙煎した豆をゲットする良い機会。オールプレスで一番使われている代表的なエスプレッソ用の豆「オールプレス・ブレンド」を購入。1800円/250gでした。100gあたりほぼ900円。普段生豆で飲むと200円/100gなので9倍です。おたかい!!!

f:id:botti_bk:20210721011524j:plain
オールプレス・ブレンド

焙煎された豆をその場でパックしてくださったので新鮮度なはず。

豆についてはまた別途レビューしてみようと思います。

オールプレス エスプレッソ 東京ロースタリーはどうだった?

暑い日に清澄白河から9分かけて歩き、一杯のエスプレッソを飲みにいくなんて少し前の僕からしたら正気の沙汰ではありません。

f:id:botti_bk:20210721005531j:plain

コーヒーの価値はまだまだわからない僕からするとこのお店は単価高めだと感じました。エスプレッソ400円だしラテ系は550円だったかな。量はわかりませんが他のお客さんを見てみるとそこまで大きくはなさそうでした。

モチロン、家とは大違いでエスプレッソマシンや豆そして技術も一流で洗礼されているので美味しいです。でも家なら4-50円/1杯なので気にせずガブガブ飲めるけど、カフェで400円をありがたく飲む行為にまだなれないなぁというのが正直なところですね。

あとは、やっぱりこんな暑い日には冷たいアメリカーノやアイスラテをグビグビ飲みたいすねw

目当てだったエスプレッソについては僕が今まで味わったことがない複雑で、かつストリーを感じさせる一杯だったのでわざわざ来た甲斐があったなぁと思っています。ただ次行くなら別の店にするかな。今は色々なお店のエスプレッソを楽しんでみたいですね。

こんな感じ。